日本でも人気があり、種類豊富な色と可愛い柄のタータンチェック。日本ではタータンチェックと呼ぶが、スコットランドではタータンと呼ぶ。スコットランド北部のハイランド地方で、男性の衣服として生まれた。それは、グレート・ハイランド・キルトと呼ばれ、次第にスコットランド全土に広がり伝統衣装となったそうだ。ちなみに、キルトを構成するタータン(上下左右を対象に連続した格子柄)は、氏族(クラン, clan)を示す家紋のようなものらしい。
お土産屋さんには必ず、キルトが販売されている。ウールからカシミヤまで種類は様々。キルトは男性用だが、女性にはキルトスカートが販売されているので、ぜひ一度は目に留めて欲しい。
またキルトショップには、マフラーやスカーフも豊富にあるので、要チェックだ。こちらはダイアナ妃をイメージして作られたタータンがモチーフのマフラーなど。
続いてこちらは、以前ご紹介させていただいた、スコットランドの伝統お菓子ファッジ。キャラメルと似ているが砂糖を結晶化させて作るため、しっとりとした質感でとても柔らかく、程よい甘さのお菓子だ。繊細さに欠けるところもあるが、美味しいのでぜひ紅茶のお供にいかがだろうか。
このショートブレッド。イギリスに来た事がない方も一度は目にしたことがるだろう。日本でも購入できる、かなり有名なお菓子だ。イングランドへ旅行された方はほぼ必ずと言っていい程、これをお土産に購入されると思われるが、実はショートブレッドはスコットランドのお菓子。スコットランドをあまり知らない方が、イングランド土産としてスコットランドのお菓子を買っていくのもおかしな話だ。
日本でも売っているこのウォーカーズだが、普段とは違うパッケージで売られている場合もある。上記のパッケージは、スコットランドでは最も有名な英雄、ウィリアム•ウォレスを描いたものだ。このスコットランドが感じられるパッケージは日本やイングランドでは絶対に購入することができない。上記以外にもスコットランドを思わせるパッケージが多種あるようなので、どうしてもお土産はウォーカーズがいい!という方は、パッケージを選んで購入されてはどうだろうか。
また、ブランドには拘らないがショートブレッドが欲しいという方は、スーパーで購入されることをおすすめする。お土産ショップで購入するよりもスーパーで購入する方が、断然安価。また、スーパーに行けば他のお菓子も安価で購入できるので、ぜひ行ってみてみてはどうだろうか。
全国各地にあらゆるお土産があり、地域性を感じれれる日本のお土産業界とは違い、スコットランドでなかなかスコットランドらしいお土産を探すのは悩ましいが、参考にして頂ければ幸いだ。
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