エディンバラ・フェスティバルとは、毎年8月一杯毎日開かれる国際的な祭典だ。世界各地から多くのパフォーマーがエディンバラに集合し、音楽、演劇、ダンス等の芸術を披露する。観光客はもちろん、地元民も楽しめる、四六時中芸術を肌で感じられるお祭りだ。
ちなみにこの時期は世界中から人がやってくるため、エディンバラの人口が約2〜3倍にふくれあがると言われている。昨年、はじめてエディンバラフェスティバルを体験したぽろちは、通常のエディンバラと比較して、そのあまりの人の多さに驚いたものだ。だが、普段東京等の大都市にいる方であれば、全然問題ない。東京と比べれば、なんてことのない。
昨年はエディンバラフェスティバル初心者ということもあり、あまり参加できなかったが、サーカス、エディンバラ地下探検ツアー、The Lady Boys of Bangkokに行った。また、エディンバラフェスティバル最大の目玉、ミリタリータトゥー(Military Tattoo)にも参戦。
ミリタリータトゥーとは、フェスティバル中に最も人気があるイベントで、エディンバラ城のエスプラナード広場で、世界各国の軍楽隊が音楽やダンスを奏でながらパレードするショーのことだ。別名、「ザ・ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー」とも言う。
今年は、8月7日〜29日まで毎日開かれる。目が離せないショーなので、夏にエディンバラにいらっしゃる方には、必ず参加して欲しい。
昨年はギリギリにチケットを購入してしまったため、あまり良い席ではなかったぽろちと配偶者。今年は少し良い席を確保しようと、早めにチケットを購入した。
チケットの購入方法は、ミリタリータトゥーのウェブサイトから買うことができる。まずは、ウェブサイトのBuy Ticketをクリックすし、希望の日時を選択しよう。
例えばこの日だと、多くのセクションの席に空席がある。
Uの字型の客席に対して、上側のお城から下側に向かって音楽隊が行進してくるので、下側の席(Section 7,8,9,10)が、自分に向かって音楽隊が進んでくる迫力の光景が見られる良い席であると思われる。よって値段も驚く程高い。去年、ぽろちと配偶者は、端のSection 16のチケットしか購入できなかったのだが、サイドだからといって行進が見えないなんてことは無いし、音楽もよく聴こえて、ショーを存分に楽しむことができた。隅の席しか取れなくとも心配する必要はないと思う。
セクションを決めると、今度は座席を選ぶ事になる。ポチッとクリックするだけで席を取ることができるのだが、1人分の席を中途半端に余らせるような取り方ができないので、ご注意願いたい。
席が決まったら、クレジットで支払いをして、届け先の住所を書いたらおしまいだ。チケットは、日本にも郵送可能。去年、日本からミリタリータトゥーを見に来た友人達は、このウェブサイトで購入したチケットが日本に送られて来た、と感動していた。
ちなみにエディンバラ在住の方は、エディンバラにあるチケットセンターでも購入できる。しかし、チケットセンターは平日のみ営業なので、都合がつかない方にはなかなか不便ではある。
今年のミリタリータトゥーの席も、残り少ない。参加を考えている方は急いで購入することをおすすめする。参加が決定している方は、夜は冷え込む日があるので防寒着を必ず持って来る事を忘れずに!