場所は、エディンバラ城とホリールード宮殿を結ぶロイヤルマイル沿いにあり、以前ご紹介したパブ、The World's EndやNo1 High Streetのすぐ近くである。
エディンバラの無料の見学スポットは、 国立スコットランド博物館(National Museum of Scotland)、国立スコットランド美術館(National Galleries of Scotland)などもあるが、エディンバラの博物館(Museums of Edinburgh)に加えて、この子供史博物館はロイヤルマイル沿いにある無料の見学スポットなので、ホリールード宮殿に行かれるついでに寄るのも良いかもしれない。
入ると、まずはお土産コーナー。 いかにも外国といったおもちゃが並んでおり、あまり購買力はそそられない。折り紙は売っていたが、全く売れていないようで埃を被っていた。ちなみに、ぽろちが大好きなミッフィーちゃんが売っていた。
エディンバラ市内でミッフィーちゃんを見かけたことがなかったので、テン上げのぽろちだったが、日本で売っているミッフィーちゃんと若干顔が違ったので、今回は我が家への招待は先送りにした。
お土産コーナーを抜けて奥へ進むと、展示物がずらりと並んでいる。 何でもこの博物館は、「子供嫌いの議員が、大人の為に作った」という逸話が有名だ。どういう意図があって作ったのかは定かではないが、まるで子供嫌いの人に当てつけるように数多くの玩具が展示されているのが印象的だった。
200年程前から現代まで、歴史を感じる玩具がフロアごとに分けられて展示されている。現代といっても1980年頃の玩具なので、ぽろちと配偶者はいまいちピンとこなかったが、年配の方には懐かしさを感じる玩具もあるのではないだろうか。
ダイジェスト版でお送りします。
日本人形はひと際、異彩を放っていた。
比較的最近のものと思われるお玩具。
ミニカーと馬車。
なにやら時代を感じさせる自転車。
ピーターラビットのお皿とカップ!
ちなみにトイレは奥まったところにあり、少々分かりにくい。設備は特に新しくない簡素なものであった。
自分たちに馴染みのないお人形や玩具が多いので、懐かしんだりできないのが、残念だが、イギリスの人たちがどういった幼少期を過ごしていたのか思いを巡らすには充分の展示品であった。