「登山をします」
単純な配偶者は、良くも悪くも影響されやすい。配偶者の職場には、趣味が登山という同僚が多いらしく、彼らは日々登山トークを繰り広げているようだ。特に登山に興味がない配偶者は、その話を右から左へと流していたが、彼らに登頂した時の写真などを見せてもらっているうちに、登山への熱意が急速に高まったらしい。配偶者は、ぽろちに登山の意気込みを語りだし、毎日のように登山推しをしてきた。もちろん、ぽろちは断固拒否。しかし、うるさくてウザい配偶者に完敗し、登山する次第となった。
まず練習として、エディンバラのアーサーズ・シートに登った。実は先日ご紹介したアーサーズ・シートの記事は、この登山の予行演習であったのだ。ひとまず、アーサーズ・シートを登り切って、配偶者の登山への気持ちが落ち着いてくれる事を期待したぽろち。しかし残念ながら、全くの逆効果で、ますますやる気を出してしまったようだ。
なるべく軽く登れる山をよろしく…と配偶者にオーダーしてみたが、登山嫌いなぽろちには、例えどんなに初級レベルの山でも、苦痛だ。そんなぽろちを尻目に、配偶者は職場の同僚に相談し、The Tarmachan Ridgeをセレクト。朝一でレンタカーを借りて出発した次第だ。
場所はこちら。
エディンバラからスターリン(Stirling)を超えて、さらに北上したところにThe Tarmachan Ridgeはある。
ウェブサイトによると、 親切にルートが記されており、全行程12km、標高は約1000m。実際に上るのは760m程だそうだ。
奇跡的に素晴らしい天気に恵まれたお陰で、非常に日差しが厳しかった。日焼け止めクリームを塗っていると、「クリーム忘れちゃったんだけど、貸してくれる?」と謎のイギリス人グループが登場。「なんで自分の持ってこないのさ…」とぽろちは嫌だったが、配偶者が愛想を振りまき出したので、自己紹介タイムとなった。その流れで、まさかの彼らと登ることになってしまった。ぽろち、涙目。
以降は、ダイジェストでお送りする。
スタート付近は、スコットランドの国花のアザミが咲き乱れている。
ダムが見える。
イギリス人グループの後ろをついて登る。
羊たちがいてびっくり!よくここまで登ってこられたね!
頂上に到着!ここまで3時間かかった。持って来たおにぎりで休憩!
山頂付近には、池が。なんとなく神秘的な感じだ。
近づいてみるとなんて事は無かった。
別のルートから下山。下山の方が、脚に堪える。脚をがくがくさせながら、無事駐車場まで帰還。
もう登山は結構です!
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